島根銀行のがん保険付定期預金

島根銀行は適用金利の高い預金商品が印象的な金融機関ですが、他行でもあまり見られない個性的な商品も扱っています。たとえばがん保険付き定期預金です。これは円定期預金とがん保険がセットになった商品で、保険料が格安になるというのが最大の売りです。ただし通常支店での利用になるためインターネット定期預金のように各種手数料が無料にならず、特別金利などが施される定期預金キャンペーンの対象外になりやすいです。

この商品の魅力は安い保険料でがんに備えることができることです。がんは日本人の死因のなかでも特に多い病気ですし、保険に入る人も多いので、まだがん保険に入っていない場合は一考の余地があります。保険料は自動振替なので手続きも比較的簡単で、保険の内容にあまりこだわらないなら使いやすい商品でしょう。ただし定期預金とがん保険はセットになっているため、片方を中途解約すればもう片方も中途解約になってしまいます。

保険や保障付きの商品といえば定期預金よりも住宅ローンのほうがメジャーですが、それらの商品はいくつかのリスクがあります。まず保険が適用される条件が意外と厳しく、思ったより保険金が下りにくいことです。さらに保険内容の選択肢がないため自由に選べず、自分にとって使いにくい保険であることもしばしばです。これらの点を考慮すると、がん保険とセットになっている定期預金もスーパー定期預金とあまり変わらないため、よく商品内容をチェックする必要があります。

島根銀行では単体のがん保険も扱っています。定期預金にしても島根銀行には定期預金金利が高い商品が多く、上乗せ金利の商品をはしごすることもできるので、預金と保険別々に契約することも視野に入れると賢明です。さらにがん保険付き定期預金は最低預入金額が多く、普通預金や積立預金のように気軽に利用できないという一面もあります。

「参考」

日本対がん協会